あらしのよるに

あらしのよるに。杉井ギサブロー

『あらしのよるに』は、木村裕一(きむらゆういち)の著作による絵本の題名または同作を端緒とするシリーズ、およびそれらを原作として複数のメディアで展開された作品の名称。絵はあべ弘士。

1995年、第42回産経児童出版文化賞JR賞および第26回講談社出版文化賞絵本賞受賞。

当初は第1作のみで完結する予定であったが、その好評を受けてシリーズ化され、第6作「ふぶきのあした」までが制作され、一度は完結した。しかし、その後も人気はとどまることを知らず、特別編「しろいやみのはてで」が制作され、さらに映画化を受けて、第6作の続編にして再びの完結編「まんげつのよるに」が制作され、ようやくシリーズの完結をみた。

シリーズ第1作は光村図書の国語の教科書にも掲載された。

2005年、杉井ギサブロー監督の手によりアニメ映画化された。構成は絵本の7エピソードから成り立つ。
杉井 ギサブロー(すぎい ぎさぶろう、本名・杉井儀三郎、1940年8月20日 - )はアニメーション監督、日本画家。グループ・タック所属。静岡県沼津市出身。日本映画監督協会会員。日本アニメーター・演出協会 (JAniCA) 会員。代表作に『タッチ』、『銀河鉄道の夜』『あらしのよるに』など。タツノコプロ出身のアニメーターの杉井興治は実弟。

0 件のコメント: